2012年10月25日

 第5回 【環境】

第5回 話す・聴く・気づきのワークショップ  

【環境 (持続可能社会・暮らし・環境意識)】 
 

 「環境」とはなんでしょうか。自然環境、地球環境、生物環境などですか?それとも家庭環境、職場環境、経済環境などですか? 環境という言葉自体の意味は、辞書的に言えば「取り囲んでいる周りの世界」程度の意味であり、それ自身にエコロジー的な意味はありません。しかし、人間の生存そもそもが、自然や生態系が織り成す地球全体の生命維持システムが正常に機能していない限り存続し得ないのであれば、人間を「取り囲んでいる周りの世界」とは自然環境であり地球環境であり生物環境が大船であり、各人それぞれのコミュニティの周辺環境は、その大船の中の小部屋の話であると言っても言いすぎではありません。

 私たちは日々、自分と、それ以外の様々な要因と共に暮らしています。それはつまり、自分とそれ以外、すなわち「周囲の環境」と付き合いながら生きることしかできないということを意味しています。私たちは、生きているだけで環境に影響を与えており、同時に、環境から影響を受けて生きています。どのような食べ物がどのように作られ、どのように調理されて口に入るのかという問いは、環境から受ける影響を考えていることになります。また、食べ終えた排泄物がどのように移動しどのように処理されどのような結末をもって自然に返されていくかという疑問は、環境へ与える影響を考えていることになります。その手にしているプラスチックカップはいったいどのように製造されているのか、今日も乗り降りした自動車はどのように作られ、またはガソリンはどのように採掘されどのように加工されどのような副産物を廃棄物として生み出した上でガソリンスタンドに届いたのか。考えれば全くきりがないほどに、この世は「環境」に関わらずに存在しているものはありません。

 私たちが生きて死ぬまでの時間軸では、もしかしたら「持続可能性」を疑問視するほどの大問題は起こらないのかもしれません。先の東日本大震災で顕わになった原子力発電所の問題は、幸か不幸か現代人の問題として原発が「持続可能な社会」に沿っているかいないかを問うテーマに浮かび上がりました。そこに取り上げられる私たちの感情としての思いは、「ひとたび歯車が噛み合わなくなった時に人間が生きるか死ぬかという危機が訪れる技術は、人類にとって果たして幸福なのだろうか」というものだと思います。では、工業廃水による水質の汚染や、産業廃棄物の埋め立て処分による土壌汚染、大規模農業による農薬や除草剤の大量散布や、化石燃料の大量消費による地球環境の変化などは、どこまでが生死に関わる大問題になり、どこまでが別に気にすることではない問題になりえるのでしょうか。そこに答えを出すところまでは、もしかしたら現代社会は取り組もうとしていないのかもしれません。現在の資本主義経済の発想そのものが、上記の問題が内包されている産業社会をベースにしか成り立たないのかもしれません。

 では、私たちはそんな遠い時間軸の中に生きるだけの存在なのか。何も対処することなく、何も考えを巡らすことなく、生きていればよいのか。そう考えるには、あまりにも多くの課題が山積みされ、そして原発の問題のように、いつ我が身に、生き死にを問う大問題として降りかかってくるかすらわかっていません。何ができるのか、何が変われるのか。何を手放せるのか、何を残しておけるのか。何を買うのか、何を選ぶのか。そうした少しずつの小さな変化、小さな選択が、私たちの遠い未来の環境を作り上げていきます。人が森を、緑を欲するように、緑たちも、私たちの小さな変化を欲しているのだとしたら、そこに気づくことができたら、今よりも少しだけ良い環境が足元に広がっているようなそんな気がしています。

 今回はゲストに、筑波大学で環境問題を広く取り扱って研究をされている友人を迎え、「環境(持続可能社会・暮らし・環境意識)」をテーマに想いを膨らませていきたいと思います。

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 と き :11月23日(祝) 12時30分〜17時

 と こ ろ:つくば市栗原 雑草屋 自宅リビングにて
      ※詳細はお申込み後にご案内差し上げます。
      ※お車でお越しの方は駐車場がございます。
       公共交通機関でお越しの方は最寄のバス停から徒歩10分に位置しております。
       詳細のアクセスはお申し込みいただいてからご案内さしあげます。

 参 加 費 :3000円(当日、会場にてお支払いください)

 人  数 :3人以上開催(最大8人)

 進 行 役 :小松学 (雑草屋、つくし農園管理人)

 ゲ ス ト :甲斐田直子さん
       (筑波大学助教;環境の経済評価、環境配慮行動についての研究)

 連 絡 1 :途中の休憩時に、簡単な飲食をご用意いたします。アレルギーなど
       のある方は、お申し込みの際に雑草屋までご連絡ください。

 連 絡 2 :お子様連れでの参加はできませんが、ワークショップの時間と並行して、
       【もりのがっこう】 をされている友人のsayaさんが
       参加者のお子さま向けワークショップをしてくれることになりました(有料)。
 
       ※詳細につきましてはこちらのHPにてご確認ください。

 参  考 :今回のテーマに関する記事をアップいたしました。
        雑草屋個人のBlogですが、宜しければご参照ください。

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ご参加希望される方は、11月20日(火)までに、以下にご記載の上お申し込みください。
ご連絡はこちらまでkomatsu@zassouya.com
  ↑↑ @を半角に直してご送信ください ↑↑ 

*** お申し込みフォーム ***
『第5回 話す・聴く・気づきのワークショップ』
お名前:
ご住所:
お電話番号:
参加理由:
その他ご質問など(アレルギーなど):
*****************





posted by こまつまなぶ at 22:08| Comment(0) | 通常ワークショップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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