第25回 話す・聴く・気づきのワークショップ
特別編【 自然環境 】
特別編【 自然環境 】
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と き :2月21日(土)
と こ ろ :豊里ゆかりの森 (茨城県つくば市遠東676)
構成 :第1部 9:30〜12:30 講演会 (講師:伊沢正名氏)
昼休み 12:30〜13:30 (野菜たっぷりランチ付き)
第2部 13:30〜16:30 話す・聴くワークショップ (ゲスト:伊沢正名氏)
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自然は、コントロールできない。
資源エネルギーは、無限ではない。
地球は、人間の存在よりもはるかに大きい次元で存在している────
私たちは東日本大震災とそれに伴う原発事故を経て、
そういった事実を痛感したはずでした。
この地球で、人類がどうにかして生活していくには、
その有限性を理解し、ある程度の利便性で納得し、
その中で満足していくしかない、と。
震災からまもなく4年が経ちます。
みなさんの生活は、考えは、震災直後と比べてどうなっていますか?
衣食住の消費の輪は再びぐるぐると回り始め、
自然と人間とのつながりを意識する機会は薄れてきたのではないでしょうか。
化学肥料と農薬、除草剤、長距離輸送に支えられた食料生産に頼る、
大量消費と大量廃棄を続けるのが豊かな社会なのでしょうか。
自然環境を疎かにし大地から足を離して、動物植物を食べずに生きる。
そんなことはできないのです。
一度手にした利便性を手放すことは難しいと言われます。
果たしてガソリンに頼り過ぎない社会、電気に頼り過ぎない社会へと、
少しずつ離陸することは可能なのでしょうか。
今一度、立ち止まって考えてみませんか。

2月の話す・聴く・気づきのワークショップは、「自然環境」をテーマに開催します。
ゲストにお招きする伊沢正名氏は、30年以上もキノコ、変形菌、カビなどを撮り続け、
近年では人間の糞を土に還す活動をする糞土師(ふんどし)として活躍されています。
この日本で「野糞歴41年、大地に還した ウンコが一万三千回を数える」という革命的な猛者。「野糞は地球を救う」。高らかにこう宣言して、人類へ警鐘をならす方です。
自然のサイクルのなかで、キノコなどの菌類は、
死んだ生き物や排泄物を分解して腐らせ、土に還してゆく役割を担っています。
キノコとウンコを通じて伊沢氏が見出した自然界の摂理。
自然から奪うばかりの人間が、唯一できるお返し・・・。
午前中は、『 自然に「愛」のお返しを 』を合言葉に展開する
伊沢氏のユニークな講義を聴き、自然豊かな会場での野外講習も行います。
昼食を挟んで午後は「自然環境」をテーマに、じっくりと、「話す・聴く」時間を過ごします。
「自然環境」と人間の関わり方を、文字通り体を張って証明してこられた伊沢さんをゲストに、
皆さんそれぞれに感じられた、自分と「自然環境」の関わり方へ思いを広げていきたいと思います。
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と き :2月21日(土)
と こ ろ:豊里ゆかりの森 (茨城県つくば市遠東676) ※詳細地図はこちら
※お車でお越しの方は駐車場がございます。
※公共交通機関では、研究学園駅より「つくバス」にて
[S]作岡シャトルで「ゆかりの森」下車、徒歩10分程度。
時刻表はこちらのページをご確認ください。
詳細のアクセスはお申し込みいただいてからご案内さしあげます。
構 成 :第1部 (管理棟にて)9:30〜11:45 講演会(伊沢氏によるスライド講演)
11:45〜12:30 野外講習
昼休み (和室にて)12:30〜13:30 (野菜たっぷりランチ付き)
第2部 (和室にて)13:30〜16:30 話す・聴くワークショップ (ゲスト:伊沢氏)
参 加 費:全日程 3500円(別途昼食代+800円)
第1部のみ 2000円(昼食希望の場合+800円)※
第2部のみ 2000円(昼食希望の場合+800円)
※第1部は、お子様(小学生以上)の参加も可能です。
お子様の参加費 1000円(昼食希望の場合+800円)
人 数 :第1部 最大30人まで
第2部 最大10人まで
進 行 役 :小松学 (雑草屋、つくし農園管理人)
ゲ ス ト :伊沢正名 氏 (写真家・糞土師)
備 考 :昼食に、自然農野菜や有機野菜たっぷりのランチをご用意します。
アレルギーなどのある方は、申し込みの際に雑草屋までご連絡ください。
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ご参加希望される方は、2月20日(金)までに、以下にご記載の上お申し込みください。
ご連絡はこちらまでkomatsu@zassouya.com
↑↑ @を半角に直してご送信ください ↑↑
*** お申し込みフォーム ***
『第25回 話す・聴く・気づきのワークショップ』
お名前:
ご住所:
お電話番号:
参加コース: 全日程・第1部のみ・第2部のみ
全日程でない場合、昼食希望の有無:
参加理由:
その他ご質問など(アレルギーなど):
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最後に、震災直後の進行役自身の体験を、個人blogより一部引用して
このワークショップの案内を終えたいと思います。
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・・・我が家の上水は井戸水、電気ポンプで汲み上げている。通電すれば、断水地域よりも優先して水が使えるはずであったが、地震で配管が折れ、16日現在生活配水が使えずに友人知人に頼っている。便意に関しては幸い、庭先、裏庭に余裕があるため、大小に関わらず大地に排泄している。言葉を選べば、自然へ循環させている。南米旅行以来のサバイバルだが、節度を持って穴を掘り、枯葉やチップ屑を被せて、尻を拭いた紙のみゴミ箱に持ち帰っている。まさかの事態ではあったが、蚊のいない季節でよかったと思う程度でそれほど抵抗感はなかった。意地を張って言ってみれば、正体不明の開放感と充足感がみなぎってきた。便利ではないし、解決策ではないのだが、何かが損なわれるわけではなく、考えてみれば、現に飼いヤギの粟子は常に大便小便を大地に垂れ流しているのだ。・・・
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